株式会社森硝子店
INTERVIEW 03
高校時代はラグビー一色の生活でした。小学校で始めたラグビーをずっと続けており、朝昼晩ラグビーの練習ばかりしていました。高校卒業後、就職することになったのですが、就職も結局ラグビーがきっかけです。森会長は当時、福岡高校のラグビーの監督をしていて、恩師がこの会社を紹介してくれました。会長はラグビー界で非常に有名な方で、その方の会社であれば安心だろうと勧められるがままに入社を決めました。当時は自分がどんな会社でどんな職種で働くのかということも分かっていませんでしたね。
ラグビーは自分の人生の軸のようなものですね。助け合い、体を張るスポーツだからこそ、得るもの、学ぶものが多くありました。一人ではできないスポーツなので、チームで動くこと、チームメイトを信頼すること、先輩後輩の上下関係もラグビーを通じて学びました。皆で練習し、皆で勝つ喜びを味わうことが好きでずっと続けてきました。
入社当時は北九州の工事部の配属で、約10年間現場で職人として施工作業を行っていました。入社10年が経つ頃、会社として東京に支店を出すことが決まり、工事の管理業務担当者として赴任しました。当初は3年くらい東京で働いたら福岡にまた戻るつもりでした。3年ほど施工管理業務を行ったのですが、当時、営業を担当していた方が退職することになり「やってみないか」と言われて営業に挑戦することになりました。正直、営業はやったことがないので自信もなく、且つ営業は自分一人なので、近くで教えてくれる人もいません。自分が動かないと売り上げも立たないというプレッシャーもありました。
今振り返るとその当時が一番大変だったように思います。0からだったので、どうすればいいかわからず、とにかく初めのころはお客様先に顔を出し、自分を売りました。どんな小さい仕事も喜んでお受けします、という姿勢でお客様先を回っていましたね。がむしゃらにやりながら、少しずつ依頼を増やせるようになってきました。
当時も、現在も営業として大変なこともあるのですが、もしかしたら自分はそんなプレッシャーがかかる環境の方が好きなのかもしれないですね。困難な状況の方が逆に「やってやろう」という気持ちが沸いてきます。それはラグビーで培われたものかもしれません。やりがいを感じるのはやはり、建物が完成したときですね。自分が携わり完成した建物を見ると大変さや疲れも吹き飛びます。施工に対する難しさや人のやりくり、予算の調整など、仕事の中で様々な大変さや色々なプレッシャーに直面しますが、依頼された建物を完成させることを目指し、日々向き合っています。
子どもが3人いて小5と2歳と1歳です。上の子は小1からラグビースクールに入っているのですが、私も練習を一緒にしたり、チームのコーチとして指導しています。実は最近、2歳の下の子も女の子なのですがラグビーを始めたんです。結局、私の人生はラグビー一色ですね。
自分がプレーしていた当時はラグビーをする辛さも感じていましたが、子どもたちに教えながらラグビーと向き合うとまた見え方が変わってきます。子どもが負けて泣いている姿や、小学生ながらみんなで話し合いながらどうしたら勝てるかを考えている姿をみていると、ラグビーっていいスポーツだなと改めて感じるようになりました。強くなる、だけが目的ではないんですよね。楽しく、厳しく、元気よく。そういうことをラグビーを通じて学んでもらえたらなと思います。
「心」でしょうか。私は東京ですが、福岡で働くメンバーとも心が通じ合っている感じがしていますし、そこがやっぱり1番なのかなと思います。心1つで弱気になったり、力が沸いたり、どっちにも転ぶけれど、一緒に頑張ろうと想える仲間がいるというのがこの会社の強さかなと思います。ハートが1番大事ですよね。苦労があっても、最終的なゴールラインは同じ、心は一つじゃないかなと思いますし、そういう仲間となら、間違った方向にもいかないと思えます。
九州と東京、拠点が離れているので、もっと交流の機会をもちたいですね。九州のメンバーは特に、分からない子も増えてきているのでもっと交流したいです。九州の会社ですが、東京に支店があり、一次的にでも東京に出てくることで刺激になる場に出来たらいいですね。
先輩から聞く森硝子店のはなし
就職を決めたきっかけや働きやすさなどインタビューしました。
高校卒業予定の方は
学校を通じてご応募ください
お問い合わせ・ご相談は直接OKです!
0120-741-761受付時間:平日9:00-17:00
(祝祭日、年末年始、夏季休暇等除く)