福岡大学病院
美しさの中に品質と安全管理が問われる、3層吹き抜け大面積カーテンウォール施工。
最先端の医療設備を有した病院に相応しい、安全性の高い施工を目指しました。
最先端の医療設備を有した病院に相応しい、安全性の高い施工を目指しました。
- 建物名称
- 福岡大学病院 新診療棟
- 建物用途
- 病院
- 所在地
- 福岡県福岡市城南区七隈
- 竣工年
- 2010年
福岡大学病院 施工時の記録
森硝子店でも前例のない、大面積カーテンウォール施工。
この建物において重要なポイントであり、高い品質の確保が求められる「大面積カーテンウォール」は、総面積1,600㎡の3層吹抜けという、森硝子店でも前例のないものでした。
現場の工期は短く、さらに破損した際に納期がかかるペアガラスを使用するので、スピーディかついかに破損させずに施工を行なえるかが課題となりました。
安全かつ効率的、新たなガラス揚重設備を開発。
森硝子店のカーテンウォール施工における破損の原因を調べたところ、搬入時にガラスの小口をカーテンウォールや足場に当てて破損する場合が多いことが判明しました。
そこで狭い箇所でも安定して搬入することができ、風などの影響も受けにくい揚重設備を新たに開発。その結果、ガラスの破損を最小限に抑え、安全かつスムーズに作業を行うことが出来ました。
カーテンウォールの他にも施設にはガラスが多用され、明るく、開放的な空間が出来上がりました。
スタッフのコメント
三室 貢 本社 工事部 1課
この現場はガラスを搬入する為の足場と躯体の間の距離が24cmと特に狭く、22mm(FL8+A6+FL8)のガラスをいかに破損せずに安定して搬入するかが課題でした。社内で検討を重ね、足場と躯体が狭い場合でも安定して搬入できる揚重設備を開発し、工期を遅らせることなく無事に施工が完了しました。