
建築基準法により、所定箇所以上の床面積を有する建築物には、火災の際の煙の移動を阻止する「防煙垂壁」を設けるように義務づけられています。しかし、皮肉にも東日本大震災時にガラスで作られた防煙垂壁が破損・落下し、多数の2次災害が発生しました。
森硝子店では、その被害を重く受け止め、激しい震災時でも破損しない防煙垂壁を目指し、新しい衝撃緩衝材「メタルクッション」を開発しました。
震災時に破損した防煙垂壁。


激しい衝撃にも耐えうる、クッション性を追求しました。
激震時でも決して割れることがない防煙垂壁を目指し、新たに「メタルクッション」を新開発。防煙垂壁と壁面の間にメタルクッションを挟むことで緩衝材の役割を果たし激しい横揺れでも衝撃を吸収し防煙垂壁のガラス部分を破損から守ることに成功しました。


ステンレスとアルミニウムの融合で、性能と外観を両立。
ステンレスを半円形状にすることによりクッション性をもたせ、地震発生時の硝子の揺れを吸収します。さらにバネ材の性質も持ち合わせているため一度変形しても元の形状に戻すことが可能です。
あらゆる角度にて使用でき、取り付けも容易。取り付け箇所の形状(壁・柱など)も選びません。
メタルクッションは商業施設をはじめとするあらゆる施設の壁や柱など多様な箇所に容易に取付可能です。また、通常の壁面だけではなく丸柱や防火シャッターなどにも取り付けることができます。

イオンモール福津(新築)

イオンモール宮崎(改修)